お部屋探しをされる方や一戸建てを購入しようと考える方によくいわれる話なのですが・・・
「足利の方が税金が高い」といううわさが良く出ます。
これって、本当なのでしょうか?
お客様にとっては重要なことだと思いますので、調べてみました。
まず、足利市長に聞きました。
SHIMADA「足利よりも太田の方が税金が安いという根強いうわさがありますが?」
市長「それは根も葉もないうわさだと思います」
SHIMADA「では、なぜそのような話を皆さんがしているのでしょうか?」
SHIMADA「信憑性が高い話として信じている人も多く、それを根拠に住まいを太田市にする方も多いです」
市長「どこから出た話かわかりませんが、今は太田市と税率が同じのはずです」
市長「考えられるとすれば均等割ですが・・・」
SHIMADA「では、そのうわさは間違っているという事でしょうか?」
市長「県も市も違うので、所得や内容によって異なる可能性もありますが、基本的に税率は同じはずです」
という話をいただきました。
ですので、自分なりに調べて検証をしてみました。
税金については「所得税」と「住民税:市町村民税・県民税」がかかります。
それぞれについて、足利市と太田市で違いがあるのか?あるのならばどのくらい違うのか?
それとも同じなのか?
調べてみました。
★所得税
所得に対する税金ですが、これは【全国どこでも同じ】です。
5%から40%まで、6段階に所得に応じて区分されています。
平成19年に改正されたものが現在も使われています。
つまり、所得税は同じです。
★住民税(市町村民税・県民税)
各自治体が徴収する税金です。
標準税率は市町村民税6%、県民税4%の合計10%です。
2006年までは所得に応じた累進課税でしたが、現在は一律10%になっています。
こちらも、足利市と太田市で同じです。
★均等割
住民税の基本料金といわれる部分で、一律の額が決まっています。
標準は市町村民税3000円、県民税1000円です。
こちらについては、条例で定めることができるようなので調べました。
足利市:市町村民税3000円、県民税1000円
7月20日訂正 → 市町村民税3000円、県民税1700円(平成20年度より「栃木の元気な森づくり県民税」として700円加算)
太田市:市町村民税3000円、県民税1000円
ということで、こちらも同じです。
7月20日訂正 → 県民税700円分、足利市(というか栃木県)の方が高い。
つまり、
【足利市と太田市の税額は全く同一】
7月20日訂正 → 700円足利市の方が高い
ということになります。
変なうわさは、きっと昔の話なのでしょう。
調べがつきませんが、「均等割」の金額が違った可能性があります。
今は同じですが・・・
7月20日訂正 → 【県民税の均等割の差額700円】だけ、足利市の方が高いという結果に訂正いたします。
★余談:固定資産税の話
また、所得に関する税金ではありませんが、「固定資産税」も考えられます。
固定資産税は不動産を所有している場合にかかります。
こちらはいわゆる「評価額・課税標準額」がベースとなって税額が決まります。
土地の相場が高い方が税額が上になるわけですね。
という考えで行くと、足利市と太田市。
以前は足利市の方が人口がかなり多く、土地の相場も足利の方がかなり高額でした。
となれば、不動産を所有している場合の税金は足利市の方が高かったわけです。
それも考慮すると、確かに「昔は足利の方が高く、太田市は安かった」になりますね。
しかし、そこを考えるのなら、今は太田市の方が人口も多く不動産価格も高いです。
それに応じて固定資産税は太田市の方が高くつくでしょう。
これは余談ですが、不動産所有における税金負担は当然として、賃貸物件の入居時においても「太田市の方が家賃相場は足利市よりも高い、今後も同じ間取りで考えるなら太田市の方が高い相場に維持される可能性が高い」ということになると思われます。
(オーナーが負担する税金が高くなれば、家賃にそれが影響します)
いろいろ考えれば考えるほど、結論はこうなります。
足利市と太田市は【市の税金】で考えれば同じだが、【栃木県と群馬県の県民税均等割の差額700円分】の違いによって700円太田市の方が安い。
ということになります。
転勤での住まい探しや不動産の購入を検討している方は、
周りのうわさに惑わされないように
して下さい。
◆簡単に調べただけですので、何か間違いがあったらご指摘下さい
7月20日に県民税均等割部分を訂正しました。
お詫び申し上げます。
ご指摘いただきました方、ありがとうございました。